岩魚の話その2 ~流れ紋岩魚について~
最近、流れ紋岩魚の事をよく聞かれるので、少し話してみたい。
この岩魚は、特殊斑紋岩魚と言われて無斑岩魚等と一緒で、突然変異で産まれたとされている。
全国でも姉川上流と愛知川上流(当須谷川)のみで確認され、大変希少とされている。
30~40年前には、須谷川でも(スリコバチの渕~みこしの渕)10尾釣ると2~3尾は流れ紋岩魚が釣れたが、
現在では全く見られなくなった。
ちなみに、無斑岩魚は神崎川(ツメjカリ谷付近)で存在していた。
当場でも開場以来養殖を始めて以前は、
1池 3000~5000尾の流れ紋岩魚を養殖していた頃もあった。
現在では、多少養殖魚の中に存在している程度だが、
種保存の為にも残していきたいものである。